Star Tales星の物語
ペンネーム:H・M
お土産は月灯り
夜になると、あたりまえに現れる月。
月は地球唯一の衛星である。そんな月があたりまえにある日常が突然、月が現れなくなったので人々は大騒ぎとなった。
月のない夜が何年、何十年、何百年と続いて人々は月の存在を忘れはじめていた。
そんなある日、となりの銀河にある、とある惑星には黄色だけではなく、赤、青、緑、なんと黒、銀の月があるというニュースが飛びこんでくる。月が一つだと思っていた地球に住む人々はびっくり。
地球に住む人々は忘れかけていた月、さらに、たくさんの月がある景色を見たくて、となりの銀河にある惑星への旅行が大ブームとなった。
そして、その惑星で一番人気のお土産が、「月灯り」。
赤、青、緑、黒、銀など様々な月あかりが不思議な瓶に詰められ売られている。
カラフルな月の灯りは、まるで繁華街のネオンのよう。
地球では見ることができなくなった、月灯りを求めて、今日も多くの人々が宇宙に旅立つ。
